突然降りかかる災害と痛み

車社会の現代において交通事故が起こらない日はありません。平成16年の95万2191件をピークに減少傾向にありますが、平成22年の統計でも72万5773件の交通事故があり、一日の平均ではおよそ2000件の交通事故が起こっています。歩行者や自転車はもちろんですが、車を運転する人にとっては被 害者にも加害者にもなる事が考えられ、交通事故災害に関しては決して他人事ではありません。

また、交通事故によるケガは自動車、バイク、自転車、歩行者などそれぞれの状況により様々な病態が考えられ、その治療内容や治癒経過も事故の状況によってまったく変わってきます。近年飲酒運転に対する罰則が強化されたことにより、ひき逃げや当て逃げといったケースが増えており被害者が十分な補償を受けられないなど、社会問題化していることも事実です。

この交通事故治療専門サイトは、私の20年に亘る交通事故治療の経験から交通事故によるケガや痛み、交通事故の被害でお悩みの皆様への情報提供を目的として開設いたしました。不幸にして交通事故に遭い、痛みや障害、また損害賠償などでお悩みの方のご参考になれば幸いです。

 

小野整骨院院長 小野祐二  
 

交通事故体験記

平成17年8月19日(金)

PM12:50、午前中の診療が終わり妻と昼食を取ろうと駐車場をを出ました。院の前の道路を左に曲がり2つ目の信号に差し掛かった時、信号が赤に変わったため前車に続いて停車しました。

『何食べる?』

『来集軒いこうか、広東メン食べたいよね。』

などとたわいもない話をしながら信号が変わるのを待っていると、 『ガツッ!』 後方から強い衝撃と 『バリバリッ!』 と何かが壊れるような激しい音を感じました。

『えっ、なに、なに!?』

運転席にいた妻は何が起こったのか分からない様子でしたが、咄嗟に私は 『やられた!』 と思い外に出ると、

『すみません、ちょっとよそ見をしていたもので・・・。』

 

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完全なる追突事故。

車を見てみると、後ろのバンパーがベッコリとへこみ、ドアとの隙間もずいぶん歪んでいます。

車を道路の脇に寄せ、まず警察に電話。その後相手の身元確認、ナンバー、車検証、保険証書の確認。しばらくするとけたたましいサイレンの音とともにパトカーが到着し、警察官に現場の状況説明。

『この通りは事故が多いんですよ。』 と警察官、

確かにこの現場付近での追突や接触、転倒などの話はよく聞きましたが、実際に自分の身に降りかかるとは思ってもいませんでした。

幸い当時1歳だった娘は、近所にある妻の実家に預けていたため事故に遭う事はありませんでしたが、もしも車の中にいたらと思うと、頭の中では 『わーん、わーん』 と娘の泣く声が響いているようでした。

また私自身に異常は無かったものの、妻が首を動かす際の痛みやズキズキとした熱感を訴えいわゆる 『鞭打ち』 の療養をする事になってしまいました。まさに交通事故でのケガを治療する立場から事故の被害者となってしまったのです。

 

後日、警察から人身事故の扱いにするため加害者とともに来るように言われた際も、加害者が仕事の都合などと逃げ回り、相手方の保険会社に何度となく連絡したりと本当に大変な思いをしました。

しかしこの事故体験から、普段は目にする事のない交通事故対策を知る事になったのでした。

交通事故に遭ったときの対処法、警察への届出、加害者・保険会社との話し合い、損害賠償や慰謝料の算定方法などなど・・・。

 

現在は、妻の 『鞭打ち』 も良好に回復し痛みもなく順調ですが、この体験から小野整骨院に来院される交通事故被害者の患者さんたちには、個々の事例についてより貴重な情報提供が出来るようになりました。

 

まずは交通事故の一般的対策を記載いたしましたので、ご覧下さい。

 

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